九州テクテクまち歩き

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2011冬号*大分県竹田市 長湯温泉

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日本一の炭酸泉が湧く静かな温泉地

先日、日本有数の炭酸の湯として知られる長湯温泉に出かけた。かつて湯治場として栄え、今も温泉街の中央を流れる芹川沿いには旅館や外湯が点在する。84tekuteku-1長湯84tekuteku-2の炭酸泉は、湯温が30度以上ありながら、一定以上の炭酸ガスを含む世界でも貴重な温泉。浸かると心臓に負担をかけずに血液の循環がよくなり、飲むと胃腸の活動が活発になるという“健やかな湯”だ。

長湯を訪れたからには川べりの露天風呂「ガニ湯」を見ておきたい。入りたいのではなく、見ておきたい・・。ふと宿泊先の部屋にあった外湯案内を読んでいたら、ガニ湯の説明にこんな文字があった。

「寒い時に入ったら、顔は洗わないで下さい。洗うと寒くて出られません」……。

84tekuteku-384tekuteku-9ガニ湯には女性たちが群がっていた。誰か入るのか?と見ていたが、記念撮影をしたかっただけのよう。最近肉食系女子が多いとはいえ、さすがに女性がこの風呂に昼間入るのは勇気がいる。360度見られ放題。堂々と入れるのは、勢いのある女子会グループか、おそれ知らないきみまろ世代か・・・。

大丸旅館の外湯「ラムネ温泉館」にも行ってみた。その斬新な造りに「ムーミンが住んでそう・・」とひとこと。後日編集部で言ったら、「東大の藤森照信教授が設計したんやで」と言われ、焦った。この建物の雰囲気、どこかで見た気がした。そうだ、「こむらさき」でラーメン待ちしているときに読んだ週刊誌だ。掲載されていたのは、てっぺんに松が植えられた建物。あのとき確かに教授の名前があった。

84tekuteku-484tekuteku-8ラムネ温泉館の露天風呂は、泉温32度。炭酸泉は温度が高いとガスが飛んでしまうため、自噴するものに一切手を加えずに浴槽へ送り出されている。かなりぬるいが、長く入っていると血行が良くなって体が温まってくる。内湯は高温なので交互に入るといいかも。

早朝入浴の帰り、「滞在時間を考えると、湯めぐりは宿泊先を含めてせいぜい3つ」と思った。外湯は「御前湯」「天満湯」「長生湯」「万象の湯」などもあるし、どこに入るか迷う。
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「素泊まり宿で気楽に2泊、上げ膳据え膳の旅館で1泊…。夜はスポネ料理かエノハ料理、それとも出前か…」

84tekuteku-584tekuteku-6夢のような“長湯温泉プチ湯治”を妄想しながら、途中の天満神社でお参りして宿に戻った。くじゅうや竹田市街地、黒川、由布院あたりまで、日帰りで遊びに行ける立地。長湯温泉3泊4日滞在計画も、けっこう現実味がある。
(2010年12月1日時の記事です)

 

●久々のお泊まりテクテク。9月後半の連休に出かけました。途中、くじゅう花公園でサルビアや咲きかけのコスモスを見てから行きました。翌日は早朝5時半に起きて、ラムネ温泉館へ。芹川の向こうに見えた満月がきれいだったのをよく覚えています。
(文・写真・マップ/山口 文子)

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